蕗のとう通信17 2008年11月20日(木) |
ムーミンの世界を現実に作った公園です。不思議な形のムーミン屋敷や子供劇場などがあって子供連れの方が沢山来ていました。絵に描くとやっぱりムーミンの世界になっていきます。それはそれで面白いのですが、童話の世界になじめない人は近くの入間川の川原でスケッチしました。今日はとても寒かったので完全防備で行ったのですが、日陰で描いている方はさすがに寒そうでした。でもよく晴れていたので日向はぽかぽかと暖かく、童話の世界とぽかぽかで夢気分になれました。おにぎりを食べて午後から僕は入間川の川原へ。川原は遊歩道が整備されていて芝生があってこちらも良い感じです。葉っぱを落とした木々が白く輝いてすすきの川原や紅葉も光で輝いて見えました。遠くには秩父の山が見えてこちらも日向でぽかぽかきもちよいので僕も水彩でスケッチしました。僕は気が短いのかあまり長い時間をかけて同じ場所でスケッチできないタイプです。30分か1時間で次の場所に移ります。写真やスケッチを見てじっくり家で描くのが好きです。でも、実際見て描いた風景は写真だけで描くのとはやはりどこか違いますね。良い悪いにかかわらず臨場感があります。うまくいかない時はなぜうまくいかなかったかわかります。場所が寒すぎたとか逆光で見えなかったとか、細かい木の枝に迷わされたとかいろいろ言い訳もできてきます。でもスケッチはその言い訳も含めて楽しいみたいです。自分で選んだ場所や天気や光の加減やその日の気分やそんな諸々がぴったり合うと結構良い絵が描けたりするのです。僕はスケッチ会の講師で行くと最近は木をテーマにして描くようにしています。気に入った木を見つけてスケッチします。自分なりのテーマや課題を見つけてスケッチにいくとどんな場所でも楽しめます。

手前子供劇場と奥はムーミン屋敷。家の中も木を使ってすごく楽しい作りです。

手前水浴び小屋からみた風景。スナフキンがギターを弾いていそうです。

入間川です。これは下流の方を見た風景。上流を見た風景は撮ったつもりが忘れていました。
今日の写真はなんか中途半端な構図ばかりです。興味のある方はぜひお子様連れで来られてみてはいかがでしょう。