エアーブラシ通信16 2008年11月8日 |
エアーブラシ教室は月2回。第2、4土曜日です。ハンドピースをうまく使いこなすのは微妙な指の動きが大切です。毎日描いているとその感覚はすぐに身に付くのですが月2回だと、感覚がつかめたところで休んでしまうので忘れてしまいます。体が覚えるくらい使うと自然にできるようになります。1日少しの時間でもいいからハンドピースで絵を描いたり、トレーニングをするとよいでしょう。トレーニングの方法は奇麗な横線を何本も描くこと。線の頭に溜まりや跳ねなどができないように気をつけ、線の終わりもきれいにすーっと終わるように練習しましょう。

また升目の交点の中心にずれないように丸を描くことや升目の中をむらなく塗る練習も良いでしょう。上は良い例、下は悪い例です。きれいに正確な位置に丸(大小とりまぜて)を描けるよになるとハンドピースをうまく使えるようになります。時間がない方は教室で最初の5分間位
ピースの調子を見たりしながらウォーミングアップのつもりでやってみましょう。
今日の作品です。

始めて2ヶ月めの方のリンゴの作品です。赤いリンゴはなんども描き直しながら良い表情がでてきました。青リンゴはもう少し中を描いてみてもよかったですね。手描きの点の打ち方や影の形に気をつけるともっとよくなるとおもいます。

横長のサイズで夕焼けとヤシを描きました。夕焼けをバックにヤシの木を写真で
撮るとヤシは真っ黒になってしまいます。絵に描く場合真っ黒にしておかないで、暗くヤシの緑や幹を描いていくと現実に見ている風景に近くなります。暗い中にも微妙な色や形があるものです。鮮やかな夕焼けも奇麗だし、ヤシもうまく描けました。

こんど学生にやらせる時に、早速試してみます♪