アトリエ蒼通信20 |
テレビで水泳を見ていると泳ぎたくなってきますが、地味にインドアで絵画制作も
おつなものです。今日は久しぶりのアトリエ蒼の教室です。
火曜日のレギュラーの方々と振替で来られた方もいて少しにぎやかです。
今日の静物モチーフは貝殻と流木を使ったものと、ユリの花です。
他に旅行やスケッチ会の風景を水彩や油彩で描いていました。
今日は1枚だけ写真を撮らせていただきました。

なんだか貝殻が踊っているような楽しい絵ですね。
教室の中の質問で良く聞かれるのが色についてです。
例えば「透明水彩でグレーはどうやってつくるのですか?」
とか「この葉っぱの緑は何色と何色たせばいいのですか?」
とか「白い花は何色を塗ればいいのですか?」
とか「人物の肌の色は何色を塗ればいいのですか?」
とか「この奇麗なピンクの花の色がどうしても出ないのですが?」とか
様々です。
色は基本的には感覚的なもので、とても奇麗な色をだす人もいれば、グレートーン
が好きな人もいます。絵が明るくなる人もいれば、暗くなる人もいます。
しかし、色について勉強して自然に身に付けば絵の色使いもかわってきますし、
自分の意思でコントロールできるようになってきます。
色に関する基本的な理論を学んで、実践的に絵具をどう使うのかを勉強することを
おすすめします。
とここまで書いたのなら、「じゃ、その理論とか絵具の使い方を教えてよ。」
という声が聞こえてくるようです。
本来なら教室で実際に絵具を使ってやってみるとよくわかるので、そんな機会があれば
ワークショップ的にやろうと思っています。
そこで、このブログでは簡単に基本的な理論だけでも書いていこうと思います。
今日は長くなってしまったので、教室の無い日にゆっくり書こうとおもいます。
それまでに、自分の絵具箱の絵具の色の名前をなるべく覚えておいてくださいね。