2025年 07月 10日
東吉野村での「石本光男展ー小屋と暮らす」 |
連日の暑さで少しバテ気味。火曜日は教室がありましたが、体調を崩している方も多いようでした。
そんな僕もすっかりブログをサボってしまいました。
こんな時は6月の奈良での展覧会の様子をアップしてパワーアップすることにしました。
展覧会は東吉野村の「空木」というギャラリーカフェで6月7日から22日までの金、土、日、月に行われました。
作家ものの器や古道具や工芸品などを扱っているお店ですが(もちろんコーヒーなども飲めます)最近は東吉野村に移住してきた作家(造形家、陶芸家、染色家など)や村外のさまざまなクリエーターの個展やグループ展を企画していることも多く、僕も東吉野村出身ということで展覧会を開いていただきました。
「空木」は懐かしい小屋のような平屋の建物で、前を綺麗な川が流れています。この時期ちょうど蛍が飛び始めていました。
会期中は夜に螢を見ながらお酒が飲める「ホタルバー」も2度開催してくれました。
小さな建物ですが収納力は素晴らしくいろんな形の棚や家具があるのでたくさん持っていった僕の立体の小屋も全て飾り切ることができました。壁にも一面に小屋の絵を飾ったのであたかも小屋コレクターの部屋のような濃い展示になりました。
まさしく「小屋と暮らす」という展覧会のタイトル通りになりました。
会期中は地元に住む懐かしい友人やご近所の方、関西一円や遠くは関東からも友人や知人がはるばる吉野の山奥まで見にきてくれました。また東吉野に移住してきたクリエーターの方々にもたくさんお越しいただき制作の話しなど楽しい時間を過ごすことができました。
村の人口は過疎が進んで1300人ほどですが、やはり故郷があってよかったと思える展覧会でした。
そして何よりもアートが人や場所をつなぐ大きな力になっていることを感じることができました。
今回縁をつなぐことのできた多くの方々に心より感謝致します。
by mitsuo_ishimoto
| 2025-07-10 13:25
| 石本光男作品
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