2022年 08月 23日
写真を見て描くならまず良い写真を撮ること。 |
お盆休みも終わり、日曜日には所沢市役所の市民ギャラリーで開催していた蕗のとう作品展も終了しました。
そして今日は新所沢のアトリエ蒼、火曜日の教室。
最近スマホの普及やデジタルカメラの進化で写真を見て絵を描く人が増えてきたと思います。
僕の教室でもペットのワンちゃんや猫ちゃんを描いたり、お孫さんの写真を見て絵を描く人も多くいます。
もちろん旅行先で撮った風景写真を元に描く人も多いです。
ペットを写真に撮るときは可愛いからと言ってあまり近づきすぎてはいけません。ペットの表情が固くなるし、広角レンズで近づくと写真が歪んでしまうので絵に描いた時も顔ばかりが大きくなってしまいます。少し離れたところから望遠で狙っていていい表情をしたときにシャッターを押すと比較的自然な表情が撮れると思います。世界ネコ歩きの岩合さんの撮影を見ているとすこし遠くから目線を合わさないようにして低い位置から狙っていますよね。写真を使って絵を描くのならまずいい写真を撮ることが大切だと思います。風景なんかも観光地や絶景を撮るばかりではなく、街や近所でも良いので自分が心動かされたものや景色や撮影するといい写真が撮れると思います。それではいい写真を描けばいい絵になるかというと必ずしもそうでもないのですが、絵に描きたいなと思う写真をたくさん撮っておくと後できっと役に立つと思います。
写真は今回蕗のとう作品展に出品した僕の作品です。2点とも自分が撮った写真を参考にして描いています。
左は水彩、右は色鉛筆です。
by mitsuo_ishimoto
| 2022-08-23 20:44
| アトリエ蒼通信
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