2022年 02月 08日
エスキースを描く? |
寒い日が続いています。各地で大雪のニュースもあり、オミクロン株の感染は今だピークアウトせず増え続けています。
北京オリンピックが始まっていますがどうも以前のように楽しめません。コロナのせいもあるかもしれませんが、オリンピックの実態を知ってしまったからなのかもしれません。楽しめる人だけが楽しめば良いのです。
今日は新所沢のアトリエ蒼火曜日の教室。
今日は油絵などを描く前のエスキースについて少し話しました。
モチーフを並べていきなり油絵で描き出す人が多いのですが、描き出す前に構図や物の配置などを確認するためにエスキース(下絵)を描く人もいます。エスキースをすることで自分の描きたいイメージをしっかり掴むことができます。
小さな作品ならいきなり描くのも良いと思いますが、ある程度の大作や、展覧会や公募展に出品する作品を描くにはエスキースを何枚も描く人も多いと思います。エスキースもデッサンだけのものもあるし、水彩やパステルで着彩する人や、原寸大の下絵を描く人もいます。何が正しいのかは描く人によって違うので必ずしもエスキースの形というのは決まっているわけではありません。またエスキースなど描かないで直接大作を描き出した方がやり易いという人もいるので、必ずしもエスキースが必要だとは思いません。自分に合ったエスキースの描き方を見つけるのも大切です。描き始めてからあれこれ悩む人は一度立ち止まってエスキースを描くのも良いかもしれません。
今日は写真は描いている方の手元を撮影させていただきました。
by mitsuo_ishimoto
| 2022-02-08 21:33
| アトリエ蒼通信
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