2021年 11月 09日
何をどう描く? |
朝から雨。それもしっかりした大雨でした。外も暗くて少し気分も滅入ります。
今日は新所沢のアトリエ蒼火曜日の教室。
久しぶりに農協の直売所に行くと葉のついたおいしそうな蕪があったので、他にも野菜と洋梨などを買って教室に。
最近は株も葉っぱやヒゲをを切り落としてあったりするのです。特にヒゲ(というか細い尻尾というか)を切り落とされると絵にならんのです。
できれば人参なども葉付きが良いのだけれど。それと先日群馬で買ったリンゴなどが今日のモチーフです。
モチーフもなるべくマンネリ化しないように工夫しているのですが、どうしても季節のものになりがちです。
時々、骨董屋やリサイクルショップを回ってモチーフになりそうなものを探すのですが、なかなか掘り出し物というのがありません。
今やどこで買ったか誰にいただいたかもわからなくなった壺や皿なども沢山あって教室のバックヤードのモチーフの棚も限界です。
本当は絵を描くというのはこうしたモチーフを探すことから始まるのかもしれませんが、まあ、それをやるのは初心者の人には難しいのです。
ある程度ベテランになると、僕が用意したモチーフを自分で選んで並べて描いています。時には自分でモチーフを持ってきてくれる方もいますし、描きたい風景を写真に撮って来る方もします。
何をどう描くのか?それを常に考え続けることが絵を描くということの楽しみでもあるのだと思うのです。
前回のモチーフのアケビを描いた水彩です。
今日のモチーフ。壺と小鹿田焼の皿に盛った野菜など。少し民芸風にまとめてみました。
by mitsuo_ishimoto
| 2021-11-09 20:54
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