2021年 11月 08日
中之条ビエンナーレの続き。 |
先週から爽やかな秋晴れが続いていました。週末は久しぶりに頼まれて水彩で水仙の花の絵を描きました。
季節外れで花がないので写真などを調べて描きました。普段あまり花を描かないのですが、本の表紙になるそうなので楽しみです。とりあえず今日納めてきて気に入ってもらい一安心。
作品では小屋や建物の絵ばかり描いているのでたまには楽しいです。
木曜日に群馬の中之条ビエンナーレに行ったことは先日書きましたが、あまり詳しく書けなかったのでもう少し。
中之条ビエンナーレというのは群馬県の中之条町で2年に一度開催される現代美術の展覧会です。中之条町は四万温泉などがある自然豊かな町。野外や古民家、学校、廃屋などを使って様々な現代美術の作品を展示しています。今年はコロナの影響で開催時期が1ヶ月ほど遅れたので日が暮れるのが早くなったため閉館時間が4時になりました。
もう少し回れるかと思って紅葉が綺麗な六合(くに)エリアから始めたのですが、小屋や建物の写真ばかり撮っていたので、結局あまり回れずに帰ってきました。帰ってからもっと計画的に見て回るべきだったとひどく後悔しました。
この10年くらい各地でこのような美術展が開催されるようになりました。アートの力を借りて町おこしをしようというのもあるようです。
20年ほど前に越後妻有トリエンナーレが予想以上に人気になったので、各地に広がったように思います。僕も最初の越後妻有トリエンナーレに行ってとても楽しかったので、その後何回かこうした地方の展覧会に行くようになりました。規模の大きなものから小さなものまで様々ですが、今回の中之条ビエンナーレも大きな規模で全てを見て回るには3日間くらいかかるようです。今度は温泉にでも泊まって行けるようにしたいです。
中之条ビエンナーレは11月14日(日)まで開催中です。お時間のある方はぜひ。
各地でこうした展覧会が開かれているので、アート作品を見ながら地元の風景や文化に親しむことができる新しい旅の仕方としても注目されています。
ぜひ、行かれてみたらいかがでしょうか?現代美術が全くわからないという人でも大いに楽しめます。
by mitsuo_ishimoto
| 2021-11-08 23:03
| 美術館・ギャラリー
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