2021年 10月 16日
都内ギャラリー巡り。 |
今日土曜日は友人知人の展覧会を見るために都内のギャラリーを巡りました。
まず最初に大井競馬場駅近くの大きな倉庫の建物の中にある、イケダギャラリー東京の「小池隆英 New Works」
綿布にアクリル絵の具を染み込ませるようにして描く美しい抽象画で若い頃から活躍されています。
広い空間にゆったりとした展示で今回も素晴らしかった。
その後六本木のサプラスアーツで 「さとう陽子ーじげんー」を見ました。さとうさんは絵画や写真、詩、パフォーマンスなどを通して長く発表を続けておられます。今回は絵画作品ですが絵の具のマチエールやリズムがとても気持ちよくて一点一点が光や詩を感じさせてくれるような軽やかな抽象画でした。僕の言葉ではうまく表せませんが。明日17日(日)までです。
その後銀座へ。ギャラリー東京ユマニテで菅野由美子展。ご自分で集めたさまざまな壺を想像の空間に並べて極めて正確に描かれていてその世界にグッと引き込まれます。10月23日まで。
ギャラリーナユタでは友人の彫刻家 石上和弘展「壁を歩く」を見ました。右側の壁には「木畳kitatami」と名付けられたこんもり膨らんだ六角形の木の作品が亀の甲羅のように並べられていて、正面の壁には、木で作ったバナナの皮。入口左には木のお皿に生卵?を乗せて壁に掛けてありました。その前には齧ったリンゴ。
最近ますます不思議なものを木で作り出す面白い彫刻家です。
石上和弘展は今日16日で終了
藍画廊で馬場まりこ展を見てから千駄木へ。
最近の運動不足が祟ってこの辺りでかなり疲れてきましたがもう少し。
千駄木のフリュウ・ギャラリーで 大倉ひとみ個展「あの町まで」を見ました。大倉さんは昭和の下町の風景などを幻を見ているかのように描く方。
懐かしくどこか海の匂いがするような風景です。今回は紙で作った小さな家のオブジェも展示されていて見入ってしまいました。ギャラリーも懐かしい雰囲気で素敵です。
大倉ひとみ展は20日(水)まで
千駄木から上野桜木まで歩いて最後に櫻木画廊の 「酒井淳子展 にわのおと」という展覧会を見ました。酒井さんの庭には動物や鳥がやってきて、
いろんな音を立てているようです。楽しくも不思議な世界。酒井淳子展は24日まで。
これで今日の画廊巡り終了です。今日は緊急事態も明けたので銀座や六本木は人が多かったですが、だんだんと活気が戻ってきて嬉しいですね。
どれも素晴らしくてとてもいい刺激になり楽しい1日でした。
by mitsuo_ishimoto
| 2021-10-16 23:21
| 美術館・ギャラリー
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