雨の日曜日。
ネットで予約しておいた武蔵野美術大学美術館で開催中の「オムニスカルプチャーズ 彫刻となる場所」と「膠を旅する」という展覧会を見に朝イチで出かけました。
どちらも緊急事態宣言で学内の生徒や教員だけしか認められていませんでしたが、6月から土日に限って一般に公開されることになりました。武蔵美のホームページから予約すれば入場できます。どちらも6月20日までなのでまだ11日、12日、19日、20日に入場できるようです。
「オムニスカルプチャー」は動物の木彫で有名な三沢厚彦氏が監修。現代活躍している彫刻家11人が参加しています。会場の構成は画家の杉戸洋氏によるもの。つい見落としそうになりましたが、入り口脇のオムニ資料室も楽しめます。
「膠を旅する」は日本画家の内田あぐり氏が監修。日本画には欠かせない膠の製造や文化について、実物の資料や映像で詳しく紹介されていてとても勉強になりました。
他にも「片山利弘 領域を超える造形の世界」も開催中です。
どれも、展示にとても工夫がされていて良い展覧会でした。武蔵美美術館はいつも面白い展覧会を企画してくれます。一般にも公開していて、無料ですのでおすすめです。