今日は他のことを一切せずに絵を描くことにしました。
いつもはなんとなくつけているラジオやCDもかけずに、無音で過ごそうと思いました。
考えてみれば今から100年前はラジオもなかったので、毎日自然の音だけを聞いて過ごしてきたはずです。
それがラジオがや蓄音機ができて、ステレオやテープレコーダーやテレビやCDなどができて僕らは毎日自然以外の音を聞いて過ごしています。今は小さなスピーカーに一言かければ音楽が流れてくる便利な時代になりました。
今朝ラジオをつけたらその話し声がやたらうるさく聞こえたので一日無音で過ごすことにしました。
音楽がないと鳥の声や雨の音が静かにBGMになってくれます。
おかげで集中して仕事ができたので、水彩やドローイングを何点か完成させることができました。
できれば山の中に小さな小屋を建てて、そこにはCDやラジオやテレビなどはおかず、もちろんパソコンもなく、できればスマホも無い暮らしをしてみたいと思います。そうなってみれば退屈なのかもしれませんが、それが人間本来の暮らしなのだと思います。僕らは便利を追求するあまりいろんなものを持ちすぎたのかもしれません。
キャンプが流行るのは、そういった時間を1日だけでも過ごすことが大切だと思う人が増えたからかもしれません。
明日も静かに暮らせれば良いのですが。