2021年 03月 13日
ため息をつく。 |
春の嵐が吹き荒れた土曜日。結局一歩も外に出ませんでした。
コロナの感染者は下げ止まりどころかリバウンドで増えているようです。このままではいつになったら緊急事態宣言が終わることやら。
このところモヤモヤとした気分の日が続きます。
では、何をすれば良いのか?何もしないで家にじっとしていてくださいというのも、ある程度歳をとった者にはまだできるのですが、若い人には本当にキツイと思います。もし、僕が20代の頃にこんなパンデミックが起こったとしたら、どうしただろうか?と考えると今の若い人達の気持ちもわからないではありません。あの頃は貯金などまるでなかったし、レストランなどでアルバイトをしていたので多分職も失ってしまいます。部屋は狭いし、今のようにスマホもありません。学校もリモートなどありません。田舎にも帰れないとすると本当に露頭に迷ったかもしれません。
ただ、若い人ばかりではなく、元気なお年寄りも行く場所を無くすと困ります。絵など静かな趣味を持つ人はまだ良いのですが、歌やダンスやスポーツなどを趣味にしている人はストレスが溜まります。
新所沢の教室の2階では(僕の教室は3階にあります)ではコーラスの会がよく開かれていて、僕らが静かに絵を描いているときに下から懐かしいフォークソングやロシア民謡や童謡などが聞こえて来ます。絵を描きながらついついこちらも頭の中で口ずさんでしまいます。
最近はお休みのところも多いらしく、やっている教室も以前のように賑やかではありませんが、それでも時々聞こえて来ます。
また近くのスナックでは昼カラオケで演歌の歌声が外にも漏れて来ます。
近頃は昼カラオケで高齢者のクラスターが起きたりしているのでこちらも心配です。
だから決して若者だけではなく高齢者もモヤモヤしているのです。桜が咲く春くらい、皆でお酒を飲んでストレス発散をしたいのですが、今年はそうもいかないみたいですね。
コロナとは関係なく実はこの時期はなんとなく気分がふわふわと落ち着かなくなるのです。
そんな時は、大きくため息をつくことにしています。ため息をつくと幸せが逃げていくなどと言われますが「ふ〜〜」と深くため息をつくと実は自律神経を整える効果があるみたいですよ。あまり人前ではつかない方が良いのかもしれませんが。
写真は先日行ったさいたま緑の森博物館の近くで撮ったもの。
by mitsuo_ishimoto
| 2021-03-13 21:26
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