2020年 11月 20日
絵にお手本が必要か? |
今朝は保育園に行くためいつもより早起きです。
今日の朝焼けは怖いほど美しくて、Facebookやinstrgramなどでも多くの方が写真をあげていました。
僕は眺めるだけで写真は撮らなかったけど。
日中は昨日と同じように暖かく湿った南風が吹いていて、季節が1〜2ヶ月戻ったような天気でした。
保育園から帰ってからは来月の教室予定のメールを出したり、ホームページを更新したりと事務仕事をしているうちに日も暮れてしまいました。
昨日プレバトというテレビ番組を見ました。
昨日は色鉛筆画でしたが、日本人はどうも何級とか何段とか特待生とか名人とか階級をつけるのが好きですね。
芸能人の方には上手に描ける人が多くて驚きますが、絵をああいう風に階級をつけてしまうのはどうも気に入りません。
日本人は書でもお茶でも花でもなんでも楽しみや趣味にしないで道にしてしまいます。道にしてしまうと、長い道の先には目標が必要になります。道の途中の道標のように今は入門したてです。今は三級です。初段になりました。3段になりました。師範です。名人ですと自分の道の位置を先生から決められます。少しでも上に行こうと努力したり友人同士で競いあったりするのは悪いことではありませんが、絵画や俳句などの芸術表現まで階級をつけてしまうのはどうでしょうか?見ている方は確かに勝ち負けがはっきりしていて面白いかもしれませんが、どこか違うような気がしています。そこには一般の日本人の美術や芸術に関する捉え方の一番の問題点があるように思うのです。表現したい絵の内容やそれぞれの個性などよりも、上手下手で判断される世界がどうもひっかるのです。
そして必ず描かれるお手本。絵画にお手本が必要なのでしょうか?
その中でも野性爆弾くっきーはお笑い芸人でありながらも画家である両方のプライドを持って描いているのが苦しくも光っています。
by mitsuo_ishimoto
| 2020-11-20 21:43
| いろいろ
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