2020年 11月 14日
ミニマリストと清貧。 |
最近ミニマリストと名乗る人が増えているようです。
僕は到底できないけど、物に対する執着を捨てて、最小限の物で生活している人たちのことをそう呼んでいるそうです。
家具や家電も最小限に留め、服などもモノトーンのもので統一している人が多いみたいです。携帯などはしっかり持っているので情報には困らないし。大抵ミニマリストの部屋を見ると引っ越した後の部屋のようにスッキリしています。
美術の世界では1960年代にドナルド・ジャッドやカール・アンドレなどの作品がミニマリズムと呼ばれるようになり後の多くの芸術家や建築家やデザイナーに影響を与えました。作品は説明しづらいので検索してみてください。
今のミニマリストと呼ばれる人達の気持ちや生き方はよく理解できます。できれば僕も最小限の生活をしたいと思いながらも、仕事をしたり、作品を作るたびに物が増えていきます。時間ができると趣味を始めまた物が増えます。
ただ、最近は無駄にものを買わないようになりました。食べ物もなるべくロスが出ないように買い物をして、着るものも一定のスペースからはみ出ないようにして、一つ買ったら一つ捨てるようにしています。本や資料もできる限り図書館で借りています。問題は作った作品が溜まること。作品のサイズはそれでも以前よりは小さくなりました。
ミニマリストというとなんだか格好良くてそれも一つのファッションのようにも捉えられていますが、日本語で良い言葉がないかと思ったら、「清貧」という言葉に思い当たりました。お金や物への執着を捨てて、行いが正しい為に貧しく質素である。という意味だそうです。
図書館に行って検索したら中野孝次著「清貧の思想」という本を見つけました。バブルが崩壊した頃に書かれてベストセラーになった本で、早速予約して借りてきました。ところがその本(文庫本)があまりにも古くて色あせていて汚くてずっと倉庫にしまっていて久しぶりに出してきた感じのものでした。古い本を開くとくしゃみが出てしまう僕にはちょっと抵抗があります。とりあえず借りてきたものの、読む気がしないので買うことにしました。
しかし、これってなんだか清貧ではないなとおもいながら。
今日はエアーブラシ教室がありました。そして小春日和の土曜日でした。
by mitsuo_ishimoto
| 2020-11-14 22:34
| いろいろ
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