2020年 09月 18日
巣篭もりに疲れたら美術館に。 |
世の中は明日から4連休だそうです。
お盆以来の長い休みでGo toを使って遠くに出かける人が多いのでしょうか?東京除外も解除されたみたいですが、相変わらず東京の感染者は減ってはいないようで、連休が明けたらまた感染者が増え出すのではないかと心配してしまいます。巣篭もり生活もさすがに飽きてきて、郊外の自然のある場所やちょっとした観光地に出かけたいとは思います。多分多くの人がそう思っているに違いないので連休は要注意です。
先日美術館へ久しぶりに行ったのですが今の美術館はかなり安全で居心地の良い場所のように感じます。今は時間予約制になっているので混雑していることも無いし、絵の前でゆっくり見ることができます。会場は静かでお喋りする人もいないし。海外からの展覧会は少なくなっていますが、各美術館のコレクションや現代作家の展示など本当に美術が好きな人しか来ないので見やすいと思います。美術館でよく見かけるお喋りなおばさん3人組とか、イチャイチャカップルも少ないはずです。
最近の美術館はやたらと作品に関する説明が多いような気がしますが、まずは題名や作品の解説を読まないでその部屋の作品をざーと見て気に入った作品や気になるものがあれば近寄ってゆっくり見ることをお勧めします。順路通りに1点づつ丁寧に見る必要はありません。最初は並んでゆっくり見ているとだんだん疲れてきて最後の方は適当に流す感じになりがちです。美術館に展示されている全ての作品が気に入るわけでは無いので、もちろん好き嫌いがあって当然。有名な人でも嫌いな絵があるし、無名でも好きな絵もあります。自分の感性で見て気に入ったらキャプションを見て題名や解説を読むのがお勧めです。
それとミュージアムショップであまり長居は禁物です。せっかく本物を見たばかりなのに、大量のコピー商品を見ると本物を忘れてしまいコピーの色が頭に入ってしまいます。必要なものだけさっと買って帰るように僕はしています。最近はほとんど素通りしていますが。
今の都内の美術館は展示内容も工夫していますし、コロナ対策もとても気を使っていますので、そろそろ巣篭もりに疲れたという方には美術館に行くのもお勧めです。
今日の水彩は、隣にあった建物がなくなって駐車場になっている場所などでよく見かけるトタンの壁の風景です。
by mitsuo_ishimoto
| 2020-09-18 21:53
| いろいろ
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