2020年 08月 17日
壊してから作る。 |
今日は月曜日。特別な夏休みも終わった人も多いかもしれません。
小学生もそろそろ学校が始まるようです。
僕は今日は教室がないので家での制作です。
昨日の続きで、木をノコギリで切ってはボンドでくっつけ、またノコギリで切るというアナログな仕事の繰り返し。
昔の職人のように手作業で切ることに決めています。設計図も出来上がりイメージも無いまま作り始めるので、途中でどうしょうもなくなることもあるのですが、そういう時は半分に切ってしまったり、壊したりと結構いい加減な家作りです。
色も塗って出来上がったものも、気に入らないと壊して新しい作品の材料にします。
そういうところが小屋っぽくて良いのです。
油絵も計画的に進めて上手く行くことはあまりなく、途中で壊したり、構図を変えたりするとなんとか形になっていきます。そういう描き方や作り方が微妙な揺れやズレを起こして、作品に命を与えてくれるのだと自分勝手に思っています。まあ、計画通り行かないことへの言い訳だったりもするのですが。
今日は一度作ったものを解体して廃材から作った小屋。45個目の作品。
by mitsuo_ishimoto
| 2020-08-17 21:30
| 石本光男作品
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