2020年 05月 28日
古いものと新しいもの。 |
朝は良い天気でしたが午後からは夕立がありました。だんだんと夏の天気になってきました。
今日は午前中にちょっとした用事があって久しぶりに国立まで車で行きました。
国立駅の古い三角屋根の駅舎(1926年築)が駅前に復元が終わっていて、6月1日オープンと書かれていました。本来ならもっと早くオープンする予定だったようですがコロナ禍のせいで遅れていたみたいです。僕は若い頃に国立市に住んでいたこともあってとても懐かしい建物ですが、古くなって解体され駅はすっかり今風の新しい駅になったのですが、古い三角屋根の駅舎を残そうという運動で駅前に復元されることになりました。東京近郊の街はどんどん姿を変えてきて古い駅舎や建物は解体されていく中で、古い建物を残そうという運動は歓迎したいです。
一方、1924年に建てられた原宿駅の木造の駅舎は取り壊されるそうでこちらはすごく残念です。駅舎をうまく保存しながら新しい駅を作るくらいやる気になればできると思うのですが、金にならないことはやらないんでしょうね。
東京オリンピックに向けて東京はどんどん再開発がされ、古いものが壊されてどこもが同じような街並みになってしまうのは残念です。それにこのコロナのせいでオリンピックは延期になりインバウンドの旅行客は全く来なくなり、延期されたオリンピックも開催されるか怪しくなっています。最近はマスコミもあまりオリンピックのことを報道しなくなりました。無駄なお金ばかりを湯水のように使っているだけのような気がしますが。
新しいものを作ることは大切だと思いますが、古いものが大事にされなくなると街の魅力も日本の魅力もなくなり、誰も来なくなるような気がするのですが。
今日の絵は入間川の西武線の鉄橋のスケッチ、手前は古い使われなくなった鉄橋、後は新しい今の鉄橋です。
by mitsuo_ishimoto
| 2020-05-28 21:42
| いろいろ
|
Comments(0)