2020年 03月 30日
先のことを考えると・・・。 |
今回の新型コロナウイルスの感染拡大で外出が少なくなった分、できることも沢山あると思います。家族との時間を持つことができたり、本を読んだり、音楽を聞いたり、映画を見たり、趣味に没頭できたり、これから先の計画を立てたり話し合ったり。普段は忙しくてできずについつい後回しにいていたこともできるはず。だから悪いことばかりでは無いと思っています。僕はすぐ先のことを考えて不安になったり心配したりするタイプなので、ついつい悪いことばかり考えてしまいますが、今は病気になったわけでも食べるものが全くなくなったわけでも町が焼け野原になったわけでもないので、じっと家に籠もって将来のことや新しいことを考えるのを楽しもうと思っています。そしてじっくり制作することも。
コロナが終息した後の世界はどんなふうになるのだろうとも考えます。どんな不景気がやってくるのだろうか?日本はどんな経済対策を打ってくるのか?そしてまた経済最優先の世界にもどるのだろうか?会社員は働き方がかわるのだろうか?美術はどうなるのか?加熱しすぎたアートマーケットのバブルがはじけるのか?相変わらず一部の美術作品は世界中の金持ちの投資の対象となって何億もの金額で取引されるのだろうか?それとももっと新しい動きが出てくるのだろうか?すっかりストップしている音楽や演劇やスポーツはどんなふうに変わっていくのだろうか?もともとあまり興味がなかった東京オリンピックは果たして一年後には終息して開催できるのだろうか?などなど先を考えると不安でもあり楽しくもあります。ある意味ではこれは世界が変わる大きなチャンスかもしれないとも思うのです。
いろいろ考えても先のことはどうなるかはわかりません。そしてどんなことになっても自分は柔軟に対応できるようにしたいとは思っています。
前置きが長くなりました。今日もアトリエ蒼展の作品を紹介します。
下の水彩3点の作者は写真を撮るのも趣味。一昨年イタリアを旅行したときに撮りためた写真の中から雑貨屋さんのショーウインドウを描いたものと路地を描いたもの。静物は教室でモチーフを組んで描いたものです。
by mitsuo_ishimoto
| 2020-03-30 21:22
| アトリエ蒼通信
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