いきなりですが日課というのがあります。毎日しなければいけないこと、あるいはするようにしていることです。毎朝散歩をするとか、ラジオ体操をするとか。人というのは朝起きてやることが決まっていると案外安心するものです。朝起きてさあ今日はなにをしようかな〜などと考えるようだと物事がいっこうに進まない。僕の日課というと?と考えてみました。散歩は時間があるときだけ、運動はほとんどしない、絵は毎日描きたいけどなかなかそういうわけにもいかない。仕事が詰まっていると自分の絵を 描く時間もありません。毎日必ずやる日課というのはないので、とりあえずほぼ日課というと、このブログを書くこと。教室がある日はなるべく書きます。2008年の3月から始めたのでもう9年ほど続けていることになります。もうひとつはインスタグラムという写真を投稿するSNSに写真や絵を投稿すること。これもなるべく毎日投稿できるようにしています。考えてみれば日課といえることはそれくらい。ただ、考えることはどんなに忙しくてもできるので自分の絵を見ることや美術のことはなるべく毎日考えるようにしています。リビングや寝室には自分の絵を飾って、アトリエには描きかけの絵がならんでします。どんなに忙しくても自分の絵を見ることならできます。できれば毎日絵を描きたいのですが時間が無いときは落書きをします。クロッキー帳や使わなくなったノート、コピーの裏などに思いついたイメージや、その辺の物を描いたり、誰かの顔を描いたりあるいは文章や言葉を書いたりしています。それはどんどん貯まるのですが、さあ、新作を描こうというときにその落書きやメモを見るといろいろとアイデアが繫がって来て新しい世界が開けて来たりするのです。もしそのメモや落書きがなかったら時間ができたからといってすぐに制作にはかかれません。そして忙しい時にこそ良いアイデアやイメージがでてくるものなのです。家事や仕事で忙しい方はちょっとした時間に、あるいは寝る前の少し時間を使って落書きをお勧めします。
今日は新所沢のアトリエ蒼、木曜日の教室。
今日の作品
先日のスケッチ会の作品を完成させました。
渋い備前の壷に生けたガーベラとタイの焼き物に盛ったリンゴ。