9月も終盤。今月は雨ばかりで今朝も雨。
今日は新所沢のアトリエ蒼木曜日の教室。今日は水彩画の方が多いので水彩紙の話。紙の種類ではなく紙の大きさなどについて。
教室で絵を描いているとどうしても持ち運びなどの関係でF4やF6位の決まったサイズになりがちですが、モチーフによってはもう少し大きな紙に描いた方が映えるものもあるし、もっと小さなサイズに描くのも面白い物もあります。また、いつも同じFサイズでは無くて少し横長のサイズや正方形サイズに描くのも良いのでは。モチーフを組んでから絵のサイズを決めて、紙を切って水張りしたりするのも絵を描く準備運動みたいで大切なように思います。時々、僕が適当にモチーフを組んだらいきなり描きだす方もいますが、本当はモチーフを少しづつ動かしたり、先ほどの準備運動をしっかりしてゆっくり構想などを練りながら慌てず描き始めるのがよいと思います。でもいろんなサイズや紙を用意するのは大変です。そこで教室に水彩紙を何種類かストックすることにしました。紙もヴィファール、モンバルキャンソン、ウォーターフォード、など全版から半分や4分の1に切ったサイズを数枚用意しました。それと水張り用のベニア板もF4、F6、F8くらいが水張りできるものも先日作りましたので、ご希望の方は声をかけてください。
下の写真は今日ウォーターフォードの全紙を半分に切ったサイズを水張りして描いたもの、いつもより大きいのを一日で描き上げた集中力はすごいです。