一日美術館巡り |
まず上野へ。上野の森美術館でVOCA展を見る。これは若い次の世代の平面作品を中心とする展覧会。毎年この時期行われている。ギャラリーでは小池隆英展を見る。彼は僕と同世代のVOCA賞の作家。その後国立博物館で「みちのくの仏像」を見る。奈良や京都の仏像にはないたくましさや素朴な美しさがある。東博をぐるりと回って今日は庭にでることができるそうだが時間がなかったので、テラスにでて庭を眺める。
そして東京都美術館で、現代アーチストセンター展の二つのグループ展を見る。ひとつは日米国際作家交流展、もうひとつはGOTHICⅣという現代美術作家の展覧会。どちらかというと公募展系が多い都美術館では珍しい現代美術の展示。この二つの展覧会は28日まで。
その後京浜東北線で浦和に。「どこかでお会いしましたね2015」というさいたま市周辺に住んでる美術家の世代を超えたグループ展を見る。会場はうらわ美術館や古い写真館やお茶屋さん、彩光舎(美術研究所)のギャラリーなど、街歩きをしながら現代美術作品を楽しめる。途中街歩きが主体となってぶらぶらと写真を撮りながら道草を食っていたものだから、今日はずいぶん歩いた。そしていっぱい作品も見たな〜。

東博前のゆりのき。いつ見てもすごい。

東博の裏にある庭。桜の時期もいいだろうな〜。