先日、昼ご飯にひさしぶりに牛めしの松屋に入った。いつものように自販機で食券を買おうとしたら、メニュが変わっていて、牛めしではなく「プレミアム牛めし」380円となっていた。お店の人に、以前の牛めしと違うのですか?と聞いたら作り方も新しくなったみたいで食べてみると確かに以前より少し美味しくなったような気がする。そういえば以前は290円だったかな。90円の値上げはきびしい。でも、プレミアムってどうなの?牛めしでいいじゃない。どうも牛めしとプレミアムという単語が持つ高級感がしっくりこない。この調子で値上げをするときはすべてプレミアムをつけて、今度の豆腐は50円値上げするのでプレミアム豆腐ですとか、きつねうどんがこのたび値上がりしてプレミアムきつねうどんになりましたとかなると気持ち悪い。絵画教室もこんど値上げするときはプレミアム絵画教室になりました。というのかな?そこでネットで調べてみたらどうも店舗ごとで以前の牛めし290円を出す店とプレミアム牛めしを出すところがあるそうだ。プレミアムが評判がよければ少し高級路線にすすみ、どうも評判が悪ければ今までの牛めしに戻ろうとするのか?吉野家、松屋、すき屋と厳しい価格競争を繰り返している牛丼業界の厳しさがにじみでている。プレミアムはまさしく苦肉の作かもしれない。まあ、牛丼に興味のない人や女性にはどっちでもいいことだけどね。
で、今日の写真はプレミアムとはまったく関係ない小屋です。