アトリエ蒼通信442 2015年2月26日(木) |
朝から冷たい雨が降る寒い一日。先日の春の気分はすっかり消えてやっぱりまだ冬だ。今日は新所沢のアトリエ蒼木曜日の教室。水彩画を描く人が多い。というよりなぜか午前も午後も全員水彩画だ。
僕が水彩画を描くときに一番気をつけているのが、絵の具を沢山使うこと。
水彩絵の具というのはチューブも小さいし、パレットに入れたままにもできるので少しずつ使う人が多い。パレットに入れる量も少ないし、カチカチに固まった絵の具を水で溶かして薄くして塗ってしまう。チューブは小さいといえども以外と量があるので、パレットにはなるべく沢山入れて使い、古くなったら洗って新しい絵の具を入れたい。特に広い面積を塗る場合はチューブから柔らかい絵の具をたっぷりだして作り使って欲しい。水彩絵の具は使っていないと何年か経つとチューブの中で固まってしまうので、ケチらずにたっぷり使った方が得だと思う。絵の具をたっぷり使った絵は強くのびのびとして見える。そんなわけで今日の作品。


