2015年 02月 08日
故郷の風景 |
故郷の風景というのはいつになっても懐かしく覚えているものだ。でも、何も見ないで思い出して絵を描けというのはなかなか難しい。そこで実家に帰ったときにいろいろ写真を撮ってきたら、昔とたいして変わらないように見えたものも、少しずつ新しくなったり、無くなったりして変わってしまっている。何が変わって何が変わっていないのかを考えてみると昔住んでいたころの風景がしっかりよみがえってくる。忘れ去っていたものも多い。そして忘れ去っていったものに美しさがあったのだと気付くのはずいぶん後になってからだ。

2014年 川沿いの風景(下)このあたりは夏になると蛍が乱舞する。それは今も変わらないようだ。

2014年 川沿いの風景(下)このあたりは夏になると蛍が乱舞する。それは今も変わらないようだ。
by mitsuo_ishimoto
| 2015-02-08 21:06
| 石本光男作品
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