2015年 01月 21日
寒い〜。 |
今日は小雪もちらつき寒かった。ので、午後から展覧会を見に都内に行く予定だったが中止して家で絵を描く。晴耕雨読じゃないけど雨のに日に出かけるよりは家で絵を描いていた方が効率が良い。おかげで少し仕事が進む。最近子供のころを思い出して絵を描くことが多い。今のように物があふれて便利なものはなく、ただ野山をかけずり回わって遊んでいた。絵もよく描いた。もっぱら描いていたのは小学校の木造校舎や近所の風景。家を描くのが好きだったのはいまでも変わっていない。というか進歩が全くないのかもしれない。子供の頃は林業がさかんだったので僕の住んでいた村も活気があった。材木を満載したトラックが行き来していて、人も子供も多かった。昨年は個展などで故郷に帰ることが多かったが、昔の活気は全くなく、山は手入れが行き届いていないし、老人ばかりが目につく。どこにでもある典型的な過疎の村だ。しかし最近は都会から移住してくるひともちらほらいるみたいだ。ネットが発達して都会でなくてもできる仕事も多くなった。デザインやアートなどは自然の中の環境で働いた方が良いのかもしれない。林業も廃れてはいるが、木を切りにくくなった中国などから見ると日本の材木は宝の山だそうだ。これからは田舎が見直されることを期待したい。


by mitsuo_ishimoto
| 2015-01-21 23:00
| 石本光男作品
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