個展が始まりました。

今日から富士宮のRYU GALLERYで石本光男展「小屋」が始まりました。なぜ、小屋ばかり描くのですかとよく聞かれるのですが、理由は家の形の原型だとか、古く錆びた色や形がすきだとか、造った人の肖像のようだとかいろいろあって簡単には語れないのですが、大学生のころ学園祭で大学の裏山に実際に一人で作品として小屋を建てました。その小屋は始めから少し傾いて造ってあってそれをたくさんのつっかえ棒で支えているという変な作品だったのですが、そのころからつまり３０年以上小屋は僕にとって重要なモチーフでした。実際に小屋の絵を描き始めたのは１０年くらい前からですが、今回の個展ではそのころの作品も展示しています。今後小屋のモチーフはどう展開して行くのか、僕自身も想像できないでいるのですが、これからも続いて行きそうです。