地方創生担当大臣というのができたそうだ。僕のふるさとの村も今後消滅してしまうのではと言われている。地元でがんばっている友達もいるが多くは都会へ出て行ってしまっている。僕もその一人。今年地元の奈良で個展をしたとき、故郷の昔(子供の頃)の風景を描いたものを展示した。絵を描いたことで昔の風景が懐かしいという気持ちは少なくなった。故郷はずっと変わらないでいて欲しいと思うのは、故郷を出て行った者のわがままな気持ちだ。風景は人がつくるもの。住んでいる人が新しい風景を作ってもらいたいと思う。
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