アトリエ蒼通信359 2013年10月15日(火) |
今日は新所沢のアトリエ蒼、火曜日の教室。
いつも静物や花を見て写生するのですが、今日は少し変えて数人の方には本を見て魚の絵を描いてもらいました。参考にした本は荒俣宏の監修した図鑑2冊。ファンタスティク12「極楽の魚たち」というのと高木春山「本草図説」の2冊です。ヨーロッパや日本の昔の魚の図鑑です。これがまあとても美しいのです。写真の図鑑や今の図鑑もわかりやすくてよいのですが、手描きの絵の美しさと楽しさには勝てません。それで、できたのがこんな絵です。

モンガラカワハギなどを描いた絵なのですが、本の絵もかなりデフォルメされていて、色は自由に塗ってるのでとっても不思議な魚になりました。
ちなみにモンガラカワハギとはこんな魚です。

その他の作品。

こちらは石榴などの静物を描いた水彩ですが、色使いなどが独特で面白いですね。上手な絵より個性的な絵を目指してほしいです。
午後からは先月から始めたデッサン会。今日は4人の方が参加してくれました。今日のお題は電球です。電球を包むカバーも描いてもらいました。多分毎日みているものですが、こんなにじっくり見たのは始めてだと思います。カバー(ケースかな)は文字もたくさんあって紙製、電球はガラスと金属。いろんな素材があるので今日はちょっと難しいよ。

