アトリエ蒼通信318 2013年3月12日(火) |
昨日で東日本大震災から2年を迎え、僕は2年前の日と同じように友人の八王子の造形屋さんで仕事をしていました。震災以降、もっと自分からいろんなことを発信してそれが少しでも多くの人に伝わることで、周りの環境や自分に変化があると思い、しばらく休んでいた個展をしたり、HPを新しくしたり、FaceBookで写真や作品を掲載したりしてきました。震災以降、多くの方が被災地に行ってボランティア活動をしたり、いろんなチャリティ活動をしたり、反原発の運動に積極的に参加する人が多くなったりして、画家として自分に何ができるのか悩んだこともありましたが、結局は自分のできるしごとをしっかり続けることが一番大切なことだと思いました。偶然、友人からチャリティ作品展の参加を依頼され、多くの人との出会いもありました。自分から発信していくと、きっと誰かがそれを見ていてくれて少しづつ自分の気持ちや描きたいことが伝わるに違いないと信じています。そしてそれを一時的ではなくこつこつと続けること。震災で家族を亡くし、家を流されてもたくましく復興のために努力している東北の方々の粘り強いたくましさにいろんなことを教えられているように思います。被災した方々が一日でも早く落ち着いた日々を過ごせるようになることをお祈り致します。

今日は新所沢のアトリエ蒼の火曜日の教室でした。暖かい穏やかな一日でした。作品の写真が撮れなかったので今日も僕の作品ですみません。イメージだけで水彩で描いた町の風景です。