水曜絵画通信100 2012年7月11日(水) |
今日はJ−2瑞穂店の水曜絵画教室。
昨日買った八頭やひまわりなどがモチーフです。
いろいろなものを組み合わせてモチーフを作るときはちょっとしたコツがあるように思います。
以下箇条書きにしてみました。
1、色合いの美しさを考える。
2、素材感を合わせる。同じような素材、例えばガラスばかりをそろえたり。
3、季節感を出す。野菜や果物は今はいつでもいろんなものが売っていますが、旬のものがやっぱり合います。
4、物の国籍を考える。和風でそろえるとか、ヨーロッパ風にするとか。うまく和洋折衷という手もありますが。
5、物の大きさや形のリズムを考える。同じような大きさや形がそろうとリズム感がなくなります。
6、視線の位置、モチーフを設置する高さを考えます。床、テーブル、低いテーブルなど見る位置でずいぶん変わります。
7、物の成り立ちを考える。例えば、ワインと葡萄、小麦とパン、など
8、光の方向を考える。
9、背景の色、下にひく布の色などを工夫する。
他にもいろいろあるとおもいますが、珍しいものや好きなものをただ並べるだけでは良いモチーフにならないので気をつけてください。
今日の作品。

昨日の八頭とガラスの器、涼しげです。

麦とビールを合わせたもの。自然です。

同じモチーフを描いたもの。
4.の、物の国籍を考える。と言うのは、テーマと言う事にも通じますね。
どういう作品に仕上げるかと言うのは、悩むところであり、また、楽しい事でもありますね