空海と密教美術展を見てきました。 |
午後から上野の東京国立博物館平成館で開催中の「空海と密教美術展」に行ってきました。
国宝、重要文化財が98.9%と宣伝するだけあって見応えのある充実した展覧会でした。
空海が唐から持ち帰ったという仏像、絵画や密教法具など、どれも、まとめてみることができない貴重なものばかりで、空海が24歳のときに書いた書をはじめ、直筆の書5件も展示されていました。
後半は仏像の展示が中心。最後の部屋では東寺に安置されている仏像8体で仏像曼荼羅が表されていたのが圧巻でした。真っ暗な部屋の中に巧みにライトアップされた仏像の周りを自由に歩くことができて、お寺でみるのとは違う感覚を味わうことができます。
ほぼ2時間たっぷり密教の世界を堪能いたしました。
今回は仏像マニアや美術ファンだけではなく、空海、密教ファン、それに書が好きな人など、いつもの東博の展示とは少しちがう客層のようでした。それだけに、ミュージアムショップもバラエティに富んでいて、絵はがきやカタログ以外に仏像レプリカ、書道用具、仏具レプリカ、曼荼羅、数珠やアクセサリー、篆刻、衣類、など、どこか京都のお土産やさんのような雰囲気。お店の人の呼び込みの声などもあっていきなり俗世間に戻されます。まあ、それも良いのかも?
展覧会は9月25日まで。
興味のある方はぜひご覧ください。


写真は東博の前にある巨大なユリノキです。
私も、東京国立博物館の「空海と密教美術」を見てきましたので、興味深く記事を読ませていただきました。
立体曼荼羅を形成する仏像は、素晴らしかったですね。
「空海と密教美術」に展示されていた仏像は京都の東寺から来たものですが、私は東寺の仏像が好きで何度も足を運んでいます。展示されていた仏像について、この仏像に対する感想、思いも含めて書いてみました。ぜひ読んでみてください。
どんなことでも結構ですから、ブログにコメントなどをいただけると感謝致します。
東寺の仏像への愛情を感じる内容でとても参考になりました。他の記事もゆっくり読ませていただきます。