アトリエ蒼通信201 2011年5月26日(木 ) |
最近ついつい見てしまう番組が BSのNHKで平日夜7時から放送されている「日本縦断こころ旅」という番組です。俳優の日野正平さんが自転車で視聴者が手紙で勧める思い出の場所を訪ねて、その地で手紙を読むという30分番組。
我が家は比較的夕ご飯が早いので夕食を食べながらとか、食後ごろりと横になって見るには気持ちの良い番組です。自転車で旅をするというと、運動系な感じがしますが、実は電車やバスに自転車を積んで乗ったり、あまり遠いと地元の人に車に乗っけてもらうという、あまりがんばらないところが見ていて微笑ましくなってきます。でも、たぶん60歳の日野さんは相当がんばっていて、かなり弱音を吐いていたりするのが面白い。そして定番の観光地やおいしいお店の紹介も無いところがいいのです。
僕は昔から旅番組やロードムービーが好きなのですが、最近は同じような旅番組が多くて、温泉に泊まっておいしいご飯を食べたり、地元のおいしいお店を紹介するようなものばかりで食傷気味です。
いつから日本人はそんなにグルメになってしまったのか,テレビ番組も、こうしたブログもあまりにも食べ物に関する情報が多いのにうんざりするときもあります。
NHKのこうした旅番組には独特の手法があるのか、「つるべの家族に乾杯」とか、関口知宏の鉄道の旅とか、必ず見たいわけでもないけど、何となく見てると気持ちが良い番組が多いです。そして次回もついなんとなく見てしまうのです。
今日は新所沢のアトリエ蒼、木曜日の教室。
今日の作品はすべて水彩です。


