アトリエ蒼通信197 2011年5月10日(火 ) |
ゴルデンウイークがあったので久しぶりの教室です。
教室で静物や花を描いたり、スケッチに行くようになってくると、写生をする力が着いてきます。
ものを正確に見れるようになってきたり、写生の技術も向上してきます。
そして、展覧会や公募展などに出品しはじめたりすると写生だけでは飽き足らなくなり、もっと自分を表現しながら絵を描きたくなってくるようです。
「写生」から「写実」へと絵を描く意識がかわってくると、いままで正確に描いていたものをデフォルメしたくなったり、きれいに描いていたものを、汚くなるくらい描きたくなったりします。
本当の絵を描くおもしろさや楽しさを感じるのはこのころかもしれません。
そして、同時に難しさも感じはじめます。
自分の意識が写生から写実へ変わろうとしていると感じたら、それは大きな転換期だと思っていろんなものに挑戦してもらいたいと思います。
今日の作品

水彩とパステルで描いた花束です。のびのびした筆致が気持ちよい作品です。

昨日のスケッチ会で描いた作品。何気ない緑の風景が爽やかです。