2011年 05月 03日
奈良に帰ってきました。 |
奈良にある実家で法事があったのでこの連休に帰ってきました。
30日は午前中法事のための買い物やら準備を手伝って、午後からは桜井市にある多武峰の談山神社へ。
ここは中大兄皇子(後の天智天皇)と中臣鎌子(後の藤原鎌足)が蘇我入鹿を討つべく相談した場所とされています。つまり大化の改新の発祥の地です。秋の紅葉が美しい神社ですが、新緑のもみじと十三重の塔の組み合わせも趣がありました。

談山神社から桜井市方面に山をおりてくると左側の高台に聖林寺というお寺があります。
ここは天平時代の国宝十一面観音像で有名です。
僕も今回初めて訪れましたが、とても感動しました。
どこか人間離れしたプロポーションやお顔立ち、遠くを射抜くような眼差しなど、この時代の仏像は人間とはかけ離れた理想的な存在としての強さを感じます。
写真は聖林寺の庭からの眺めです。

右のこんもりした山は三輪山、左の前方後円墳は卑弥呼の墓ではといわれている箸墓古墳です。
5月1日は午前中に法事があり、食事をしてから当麻寺に行きました。
当麻寺にいくのは高校2年生のとき友人と行った以来。
白鳳時代に創建されたお寺で、奈良時代の東西の塔が二つ残っています。
ここは曼荼羅が有名ですが、金堂や講堂には白鳳時代や藤原時代の仏像が安置されていて見応えがあります。なんとも素朴に置かれている感じが良いのです。
東京の博物館で照明をばっちり当てて展示される仏像もよいのですが、古い薄暗いお堂のなかで、太陽光だけでみる仏像がやっぱり存在感があります。

牡丹と東塔です。

本堂(曼荼羅堂)です。
30日は午前中法事のための買い物やら準備を手伝って、午後からは桜井市にある多武峰の談山神社へ。
ここは中大兄皇子(後の天智天皇)と中臣鎌子(後の藤原鎌足)が蘇我入鹿を討つべく相談した場所とされています。つまり大化の改新の発祥の地です。秋の紅葉が美しい神社ですが、新緑のもみじと十三重の塔の組み合わせも趣がありました。

談山神社から桜井市方面に山をおりてくると左側の高台に聖林寺というお寺があります。
ここは天平時代の国宝十一面観音像で有名です。
僕も今回初めて訪れましたが、とても感動しました。
どこか人間離れしたプロポーションやお顔立ち、遠くを射抜くような眼差しなど、この時代の仏像は人間とはかけ離れた理想的な存在としての強さを感じます。
写真は聖林寺の庭からの眺めです。

右のこんもりした山は三輪山、左の前方後円墳は卑弥呼の墓ではといわれている箸墓古墳です。
5月1日は午前中に法事があり、食事をしてから当麻寺に行きました。
当麻寺にいくのは高校2年生のとき友人と行った以来。
白鳳時代に創建されたお寺で、奈良時代の東西の塔が二つ残っています。
ここは曼荼羅が有名ですが、金堂や講堂には白鳳時代や藤原時代の仏像が安置されていて見応えがあります。なんとも素朴に置かれている感じが良いのです。
東京の博物館で照明をばっちり当てて展示される仏像もよいのですが、古い薄暗いお堂のなかで、太陽光だけでみる仏像がやっぱり存在感があります。

牡丹と東塔です。

本堂(曼荼羅堂)です。
by mitsuo_ishimoto
| 2011-05-03 00:00
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Comments(2)
あおによし奈良の都は春のまっただ中ですね。
のどかさの中に、歴史の重みを感じる様です。
のどかさの中に、歴史の重みを感じる様です。
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奈良に旅行に行かれるなら春が一番です。花のお寺が多いのもあるのですが、少ししっとりしてきた空気が奈良盆地の風景に合うように思います。古いお寺も以外と素朴で親しみやすいのが良いのです。