エアーブラシ通信73 2011年4月9日(土) |
計画停電などで3月後半お休みになっていたジョイフル2瑞穂店のエアーブラシ教室も再開しました。
エアーブラシを使う上で大切なことの一つに、絵の具の固さがあります。
アクリル絵の具などを水で溶いて使う場合は特にその溶き加減が大切です。
柔らかすぎると泣いたりはじいたりするし、固いとハンドピースが詰まりやすくなったり、粒子が荒くなったりしてきれいなぼかしができません。
固さは描く場所や色によっても変える必要があります。
広い面積を大きく塗る場合と、透明色を薄く塗る場合では絵の具の柔らかさを変える必要もあります。
ただ、それを言葉で説明ができないのが残念です。
混ぜてみて感じるカンだけがたよりです。
何度も試し塗りをしたりしながら、その堅さの感覚を体で覚えるしかないようです。
今日の作品。

夕景です。夕空を描くときは、グラデーションがきれいであること、光や明るさを失わないことが大切です。この作品はその二つがしっかりできているので美しく見えます。
雲の形や色は慣れてくればもっとうまくなります。