アトリエ蒼通信168 2010年11月16日(火) |
夢の中で自分がすごい作品を描いたのです。
それは今まで見たこともなく斬新で美しい絵(もちろんカラーです)なのですが、自分で描いた記憶がありません。
ただ、そこに自分の作品として存在していて、夢の中で自分で感動し興奮しているのです。
そして、そうだ!これからもこんな絵を描こう。と心に決めたところで目が覚めます。
目が覚めてもしっかりその絵のイメージは覚えていて、まだ少し興奮ぎみです。
それが、夢であったことに気がつきがすごく残念な気持ちになるのですが、あのイメージを実際に絵に描いてみようとスケッチブックを開いてもどうも上手く描けません。
イメージが絵にならないのです。
だんだんと現実感が襲ってきて、ああ、やっぱりあれはただの夢だったんだと思い始めるのです。
実はいままで似たような夢を何度も見たことがあって、同じような失望感を感じているのです。
いつかこれが本当にならないかなと思うのです。
実際、次にどんな絵を描くかというのは、常々悩み苦しむことなので、そんな不安や焦りみたいなものが夢になって現れているのかもしれません。結局どんな絵を描くのかは自分で考えるしか無く、だれも教えてくれないのです。自分で努力して見つけ出すものなのです。まして、寝ていて思いつくなんて甘い話はないですよね。
今日の作品です。

籠にいれた柿です。だんだん絵に深みがでてきたようです

大きくなりすぎて邪魔になって引っこ抜いたローズマリーの木と、リンゴ、カラスウリを組み合わせたモチーフです。途中多くの色が入り、抽象的な形と混ざり合い不思議な感じになってきました。
午後からは展覧会をしているジョイフル2瑞穂店に。5時で6日間に及ぶ展覧会を終了して片付け、搬出しました。搬出は人数が多かったのですぐに終わりました。
J-2教室のはじめての展覧会でしたが、多くの方にご高覧いただき、いろいろなご意見ご感想をいただきました。本当にありがとうございました。