アトリエ蒼通信163 2010年10月26日(火) |
絵を描くとき下絵ができて、さあ、色をつけていこうとすると、ついいつものパターンで塗っていくことが多いです。自分の絵の描き方や順序が何となくきまっていたら、だいたい行き着く絵も同じような絵になってしまいます。
自分の絵を少し変えたいと思う方は、あえていつもと違う道、あえて間違った道を選んでみるのも一つの方法です。
部分から塗る人は背景から塗ってみたり、いつもと違う絵の具や色から使いはじめたり、下地に色をつけてみたりしてもよいのではないでしょうか?紙やキャンバスを変えたり、画面のサイズを変えたりするのも一つのアイデアです。
自分の絵が変わるきっかけというのは、無意識に使った使い慣れない色や絵の具をこぼしてしまったりするちょっとしたミスからうまれたりするときもあるように思います。
でも、毎日通う道はまちがわないのが一番です。
今日の作品です。
彩度の高い美しい色をうまく使った水彩作品です。
こちらもいささか派手な色合いの柿やリンゴを描いたパステル作品。
朝は暖かかったのに夕方から吹き始めた北風のせいで急に寒くなってきました。
帰りに所沢市美術展を見に、所沢市民文化センター・ミューズに行きました。
アトリエ蒼の生徒さんや他のサークルで知っている方など数人が出品していました。
みなさん力作ぞろいで、中には受賞された方もいてすばらしいです。
美術展は10月31日(日)までです。