しわの美展に行ってきました。 |
教室の生徒さんも何人か遠くまで見に来ていただいていて感激しました。

他にも山梨県の作家の方や障害を持った方の作品や画廊スタッフの方の作品なども展示されていました。

出展者やコスモスのスタッフの方々とお茶やお菓子をいただきながらお話していたら、出展者の方のお一人が僕と同郷の奈良県の吉野の出身だと聞いてお互いびっくり。
お互い吉野の山奥がいかに不便で山深いところかという話題に花が咲きました。
東京の人からすると吉野というと桜の吉野山のイメージがあるので「すばらしいところですね」といつもいわれるのですが、それは吉野山だけで、それ以外はただの山ばかりの恐ろしいばかりの田舎だったのです。今は道路が整備されたといえ、やはりものすごい田舎なのです。
つまりそんじょそこらの最近できた東京や山梨の田舎とはちがって昔からずっとある田舎というか、神武天皇の頃からの田舎と言うか、筋金入りの田舎なのです。
まあ、そんな話を楽しくしながら展覧会は無事終わり搬出を終えたころには夕暮れどきになりました。
夜景がきれいなフルーツ公園のほうにドライブにいき、ワインなどを買って帰りました。
アートセンターコスモスは今月いっぱいでギャラリーを閉じられるそうです。11年(多分)にわたって障害を持つ方々のアート作品や地元のアーティストの発表の場として続けてこられたそうです。会場に置いてあった今までの記録を見ていると、こうしたギャラリーがもっと近くにもあって欲しいなと思いました。皆様ご苦労様でした。