アトリエ蒼通信158 2010年9月30日(木) |
明日1日から東村山のミニギャラリー木蔭舎で僕のコレクション展を開催します。


大好きな画家で思い切って買った作品や、たまたま画廊で見つけて欲しくなって買った作品、友人の作品などいろいろですが自分の物差しで選んだ作品ばかりです。今はすっかり有名になって僕なんかが買うこともできないような画家の作品があるのも面白いです。
僕がこの展覧会を企画した理由は、少しでも幅広い作品を皆さんに見て頂きたいと思ったからです。
趣味で絵を描く人のほとんどは印象派以降の作品をあまり見る機会がありません。それ以降の抽象画や現代の作品はわからないものととらえてしまい、自分の絵の参考にはならないと思いがちです。
でも、今の人たち、また自分と同世代の画家たちがどんな考えで絵を描いているのかを知るのも楽しいものです。がんばっている有能な若者を応援したり、若い新しい感性を感じるのも自分の感覚を磨く良い手段です。お時間がある方はぜひご高覧ください。
今日の作品です。

2年間水彩を描いて今回は初めて挑戦した油絵の第1作目です。
素直な視線と明るい色彩や素朴な表現は油絵になっても変わりませんね。

ぶどうと洋梨を描いた水彩。平面的に構成された作品は独特の雰囲気を持っています。

まっすぐ立てて並べたカボチャが面白い作品です。背景の色を最後に思い切って暗くしたのが少しぼんやりしていた画面を引き締めました。