蕗のとう通信42 2010年8月5日(木) |
エアコンのきいた部屋で仕事をしている僕らが暑いなどというのは、外やエアコンのきかない工場などで働いている方にたいしておこがましいというか、申し訳ない気がします。
今日は蕗のとうの会の講師。
今月のモチーフはひまわり、と夏野菜です。

ゴーヤの葉もうまく使ったモチーフです。
ひまわり人気に押されて描いている方が少なかったのが少し残念です。

ひまわりは他にもう少し大きく生けたものもありました。
昨日BSでゴッホの番組を放映していました。ゴッホのひまわりを見ると自分も描けそうな気がして描いてみたくなります。描いてみると全くゴッホのようにいかない、ゴッホはさすがすごいんだなて改めて感心するのです。
別にゴッホのように描かなくてもよいのに、なぜか頭の中にゴッホのひまわりの絵がちらついたりするのです。ゴッホはアルルの時代にひまわりを何点も描いていて、ゴーギャンとの共同生活への期待もあってか、その時期のゴッホの心境を代弁するようなモチーフのようです。その後、サンレミでは糸杉や麦畑を何点も描いています。
心惹かれる花や木、気になる風景というのは誰もが持っていて、人それぞれ違います。
なぜそれに心惹かれるのかは、昔の記憶や体験からにもよるのでしょうが、季節や天候にも大きく関わってきます。今年のように暑く、ギラギラした太陽が照りつけると自然とひまわりが描きたくなるのかも?