水曜絵画通信54 2010年6月23日(水) |
今日はJ−2瑞穂店の水曜絵画教室。
水曜日の教室でもアクリル画を描いている方がいますので、今日はアクリル絵の具について少し紹介します。
水彩の便利さと、油絵のように上から描きたしていける気軽さを持っているのがアクリル絵の具です。油絵のような臭いもないので家族からも嫌がられません。
アクリルには、普通のアクリル絵の具とアクリルガッシュというのがあります。
アクリルガッシュはマットで不透明な画面を作るのに便利ですが、下の色をすっかり隠してしまうくらい隠蔽度が高いので最初は少し使いづらいかもしれません。最近はいろんな種類のアクリル絵の具が売っていて、リキッドタイプのものもあります。
またアクリルは紙やキャンバスや板などいろんな物に描けるのも便利です。最近はアクリル用のブロックタイプのスケッチブックも売っています。また、ジェルメディウムやモデリングペーストなどのメディウムを使うと盛り上げたり、面白い絵肌を作ったりもできます。
パレットは紙パレットや絵皿などを使いますが、僕はスーパーで肉などをのせて売っている白いスチロールのトレイを使ったりもします。絵の具は出したままにしておくとパレットの上で固まってしまいやすいので油絵のようにいろんな色をパレットに出したままにしないで必要な色を出しながら使っています。アクリル絵の具が乾きにくいように水を入れて使うパレットも売っていますが
僕は使ったことがありません。
筆はビニール製の筆や水彩用の筆のほかに油絵用の筆も使えます。
アクリルは気軽に使える画材なので、気軽に始めてみてはいかがでしょうか?
今日の作品もアクリル画です。

アクリル用のスケッチブックに描いています。
緑と赤の配色がきれいです。

シャクヤクを描いたアクリル作品。
背景の表現に苦労していました。こちらもスケッチブックに描いています。
でもやっぱりキャンバスの方が描きやすいそうです。