アトリエ蒼通信138 2010年6月8日(火) |
ここのところ水彩画の作品ばかりを紹介しています。
油絵を描いている人もいるのですが、油絵は完成まで時間がかかるのと、完成してもついつい写真を取り忘れたりして紹介する機会をのがしています。
だいたい油絵の場合どこで完成とするのかが難しいですね。
僕も油絵を描くとどこで筆を置くのかを悩みます。ついつい描きすぎてだめにしてしまうこともあれば、作品の最後の詰めができなくて中途半端なまま置いてある作品もあります。
完成ではないけど、展覧会の前にこれ以上描く自信が無くてとりあえず完成にしてしまい発表してしまう場合もあります。何となくすっきりしないので展覧会の後に加筆したりするのです。
何か油絵作品の写真を撮り忘れている言い訳のようにも聞こえますが、
ようし、これで完成とはっきり言えるようになりたいと常々思っています。
そんなわけで今日は先月の御嶽のスケッチの時の水彩を掲載します。

吊り橋の風景を紙を縦に使うことによって渓谷の深さをうまく表しているように思います。