土曜絵画通信31 2010年6月5日(土) |
今日第一土曜日はJ−2瑞穂店のカルチャースクール、午前が油絵教室、午後が水彩アクリル教室です。昨年の今頃は生徒さんが一人だった油絵教室も、新しい方が数人入会されてにぎやかになってきました。それぞれみなさん個性的な絵を描くので見ていても楽しいです。
最近、テレビを見ていると美術に関する番組が増えてきたように思います。
昔からやっているNHK教育テレビの「日曜美術館」をはじめとして、「美の壷」、 NHKの「迷宮美術館」、テレビ東京の「美の巨人たち」などがあります。BShiビジョンでも最近、アンリー・ルソーやセザンヌ、ドガの人生と作品を特集した番組を見ました。芸術家の人生というのは、下手な小説や映画などより遥かにドラマチックで、作品に隠された秘話や制作の過程など絵を描く人にとっても勉強になることが多いです。展覧会で絵を見てもその画家の人生や制作意図を知っていると鑑賞が楽しくなります。実際僕もそうしたテレビ番組で初めて知って好きになって影響を受けた画家もいます。
展覧会を見に行く時間がない方はデジタル化されて美しくなったテレビでこうした番組を楽しんでみてはいかがでしょうか?
今日の作品です。

細部をうまく省略してざっくりと描かれていますが、存在感があります

面白い形のズッキーニと細い筍。色のぼかし方などを工夫しています。

ドライフラワーにした紅花と陶器。ベースに塗ったイエローオーカーが午後の光のような
空気感をだしています。