水曜絵画通信53 2010年5月26日(水) |
絵画教室などに通って、水彩画や油絵などを習っていると教室では絵を描くのですが、家にかえるとどうしても絵を描く時間が無いという方が多いようです。
多分モチーフが無かったり、描く場所が無かったりするのかもしれませんが、家では気軽にデッサンなどをしてみるのはいかがでしょうか?
デッサンといっても何かを置いて描くのもよいのですが、例えば新聞に出ている女優の写真でもいいし、たまたまテーブルにあった湯のみやコーヒーカップでもいいのです。
紙も立派な画用紙でなくても広告の裏(最近は広告に裏が白紙の物が少ないですが)やメモ帳やいらない紙のうらでもいいのです。なにも鉛筆を削って気合いをいれなくてもボールペンでもよいです。
落書きのように線だけで描くのもいいし、本当の落書きでも良いです。
頭に浮かんだ形やイメージをオートマッチックに何も考えずにどんどん描いていくのも良いとおもいます。とにかく、何かを描く癖をつけることが大切です。
家族のみなさんに紙を一枚わたしてあなたの好きな犬を写真や資料を見ないで描いてくださいと頼んでみると。子供はどんどん描くのに、大人になったら犬の顔はどんなだっけな?となやんで素直にかけなくなります。記憶をたよりに絵をかいてみると意外と面白い犬が出てくるはずです。正しくなくても面白い絵がかければよいのです。機会があったらやってみてください。
今日の作品です。


