アトリエ蒼通信104 2009年12月10日(木) |
今日はキャンバスと水彩紙の話。
油絵などで使うキャンバスには0号から始まって4号とか10号とか50号などのサイズがあります。
数字が大きくなる程キャンバスも大きくなります。
そして数字の前にはFとかPとかMとかSとかがついています。
Fはフランス語でFigure(人物)
少し横長のPはPaysage(風景)
もう少し横長のMはMarin(海景)
正方形のSはSquare(四角)の略です。
普段何気なくFサイズのものを買っていますが、風景にかぎらずPサイズにあうものもあります。
スケッチブックもFサイズで売っているものが多いですが、少し横長のや、見開きで使えるものなどもあります。水彩紙はスケッチブックで買うのもよいのですが全版のサイズで買ってカットすると一枚あたりの値段は安くなります。
紙の厚さはグラムで表します。200グラムくらいから厚い紙になり300グラムだとかなり厚くてしっかりしています。紙はメーカーによっていろいろです。
自分に合う紙をさがすのも楽しいのでいろいろな紙を買って試してみるとよいでしょう。
教室ではコットマンやモンバルキャンソン、ウォーターフォード、アルシュなどを使っています。
キャンバスや紙は以外と見過ごされていて、つい安いものを使ってしまいがちですが、絵に大きな影響を与えるものなのでなるべく良いもの、自分に合ったっものを見つけて使いたいですね。
キャンバスや紙のサイズはこちらを見てください
きょうの作品です。

