アトリエ蒼通信101 2009年11月26日(木) |
教室の生徒さんと話していると以外と美術史に関心が無い方が多いことに気づきます。
特に印象派以降の美術に関しては知ってるようで、実はあまりわからないのでは?
高校で習う日本史や世界史も明治くらいまではなんとなくわかるのですが、それ以降はいろいろな考え方があるのか高校ではあまり教えなかったりしますよね。
とくに第2次世界大戦にいたる歴史などは、高校の授業では詳しく教わらなかったように思います。実は美術史も同じです。
ゴッホやセザンヌの後期印象派時代は何となくわかっていても、ピカソやマチスのキュビズムやフォービズム、シュールレアリスム、抽象絵画、表現主義とかは名前は知っているけどくわしくわからない。他のダダイズム、抽象表現主義、ポップアート、ミニマリズムとかになってくると何がなんだかわからなくなってきます。ほかにもいろいろ美術に関する考え方(〜主義とつくくらいだから美術にもいろんな考え方があるのです。)があって、現代の美術は簡単に説明できないくらい多様です。
趣味で絵を描くにはそんな歴史は必要ないのかもしれませんが、時代が自分に近い分、共感する画家やアーティストも多いものです。
そんな画家に出会うことで絵が大きく変わったりすることもあるので、機会があれば美術館や図書館を利用して勉強してみてください。インターネットでもいろいろと知ることができるはずです。
今日の作品です。
午前中の作品は話をしていてすっかり撮影するのを忘れていましたので、午後の作品3点です。
まだ、途中なので掲載するかどうか迷ったのですが僕の文章だけだと間が持たないので少し小さめで。


