アトリエ蒼通信100 2009年11月24日(火) |
今日は新所沢のアトリエ蒼火曜日の教室。
構図について書こうと思ったのですが、僕の文章力では不可能に近いので、どうすれば良い構図で絵を描けるようになるかを少し考えました。
静物画を描く場合、モチーフを並べたらすぐ描き始める方がいます。
並べたモチーフを見て、う〜ん、これをどんなふうに料理してやろうか、と腕組みなどしながら少し考えてみましょう。まず、モチーフを良く見ます。みていると発見があるはずです。
画面を縦にするか横にするかをよく考えてから、モチーフの置かれている位置をもう一度確認します。モノとモノの距離や向き前後を微妙に動かして一番良いと思う位置を決めます。
それから、ゆっくり描き始めても遅くはありません。慌てて描き始めて、後でモチーフを動かして描き直しなんてこともよくあります。
良い構図で絵が描けるようになるには、線画で小さい画面でよいのでたくさんスケッチをすることだと思います。また静物でも風景でも、沢山写真を撮るのも勉強になります。最近はデジカメなので写真は同じ場所でも少しづつ構図を変えて沢山撮ります。そしてその中から良くないと思うものを消していけば自然と良い構図が残るはずです。つまり普段から絵でも写真でも四角い画面に切り取る訓練をすることで、自分なりの良い構図を知ることができると思うのです。
今日の作品です。

