エアーブラシ通信40 2009年11月14日(土) |
前回はエアーブラシの下地について書きましたが、今日はその続き。
真っ白できれいな下地ができたら早速描き始めてもよいのですが、好きな色を地塗りする方法もあります。
例えば青い空や海を描くならベースになる青を塗ってもいいし、夜景や宇宙の絵を描くなら真っ黒に塗る方法もあります。人物や顔を描く場合でも白のまま描くのと、黒の下地の上に描くのでは完成した作品の雰囲気が少し変わります。黒の下地を塗った場合、そのまま赤や青を塗っても下地の黒に吸収されて色が出ません。まず、白を使って黒の上にモノクロのイメージを描いてから実際の色を塗って行きます。そうするとコントラストの強い絵がかける訳です。宇宙やオーロラなどを描く場合白が大きな役割を果たします。
今日の生徒さんが描いた惑星の作品です。

惑星や星はまず黒の地塗りの上に白を塗りそれから色をつけて行くことで輝いているように見えるのです。