アトリエ蒼通信97 2009年11月10日(火) |
どうしても日本人はみんなと同じことをしがちです。ひとりだけ違うことをしてると、なにか悪いことをしているような気持ちになります。でも、みんなばらばらのことを自由にやっていると、人と違うことをするのが当たり前になってきます。絵は本来個人のモノです。どうしたら人とは違う自分らしい絵を描くことができるかと、考えることこそ最も大切なのです。見る側も自分とは違う新鮮な表現を見ることで感動するのです。
そんなわけで、今日もみなさんそれぞれ好きなことを自分のペースで続けています。2時間半の教室で必ず作品を仕上げていく方もあれば半年くらい同じ作品を描いている方もいます。なるべく、一つの枠の中におさまらず自由に絵を描いてほしいですね。
今日の作品
極楽鳥花を描いたパステル作品です。ほんとに鳥のようでユーモラスな色と形の作品になりました。
磁器でできた酒瓶とあけびなどを描いた水彩です。唐辛子の赤やアケビの紫、瓶の紺色が濃くはっきり描かれていて印象的です。新しい絵具をだして濃いめの色で描こう、と先日このブログに書いたことを参考にしてくれたみたいです。少しは役にたってますかね?