アトリエ蒼通信82 2009年8月13日(木) |
でも、アトリエ蒼は今日もやってます。皆さん、まじめです。
ここ最近ひまわりが頻繁に登場していますが、今日も登場します。
やはり夏の花というとひまわりですからね。
風景でも植物でも静物でも緑色はよく使います。そして絵具の中には、それに対応するような様々な緑色が売っています。代表的なのがビリジャン。他には、サップグリーン、カドミウムグリーン、エメラルドグリーン、オリーブグリーン。テールベルト、などなど、それらに赤や青などを少し加えるともっといろんな種類の緑色ができてきます。また、緑色を使わなくても、青系の色と黄色系の色を混ぜると、混ぜる色によっては様々な色を出すことができます。しかしパレットの中で色を混ぜて塗ってしまうと、何となく同じような緑になってしまうことが多くありませんか?そんな時はパレットの中では無く塗ろうとする画面の中で色を混ぜて見て下さい。例えばひまわりの大きな葉っぱを塗るときなど青と黄色を葉っぱのなかで混ぜながら形を作っていくのです。そうするとペタ〜とした塗りの形ではなく葉っぱの微妙な色の違いや、形を表現できることもあります。
これは色を塗るときの一つのアイデアです。この方法は緑だけではなく他の色にも使えるし、水彩や油絵、アクリルなど幅広く使えます。パステルなどはまさしくこの方法で画面の上で色をブレンディングしているわけです。塗る色がいつも単調だなと思う方は是非使ってみてください。
今日の作品はひまわり3点です。


